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冨美船舶NEWS~6~

皆さんこんにちは

冨美船舶株式会社の更新担当の中西です

 

 

さて今回は

~港の一日🚢~

 

港町の朝は早い。
11月、冷たい潮風が吹く中、まだ日が昇らぬうちから港には人と機械の音が響き始めます。
クレーンの動作確認、フォークリフトの点検、荷役チームの点呼――
海上輸送の安全と効率を守る“現場の一日”が、今日も静かに動き出します。


⚙️ 港湾作業の舞台裏

11月の港は、輸出入貨物のピークを迎えます。
コンテナ船が次々に入港し、ターミナルでは24時間体制の荷役作業が進みます。
ひとつの港で扱うコンテナは1日に数千本。
その中には、食品・家電・自動車部品・日用品など、
私たちの日常を支える物資がぎっしり詰まっています📦

作業員たちは、寒風の中でも安全第一。
荷役中の声掛けは欠かせません。
「ブームよし!」「吊り荷クリア!」――短い言葉に、熟練の信頼が詰まっています。


🌊 海と陸をつなぐ“わずか数分”の勝負

船が港に着岸する瞬間、最も重要なのが“係留作業”です。
ロープを投げ、ウインチで張り、船体を安定させる。
波や風が強い日には、この作業だけで数倍の時間と体力を使います。
11月の海風は冷たく、指先の感覚が鈍くなりやすい時期。
それでも誰一人手を抜かない――それが港の誇りです⚓


📡 デジタル化が変える港の未来

近年、港湾業務にもDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいます。
クレーンの自動化、AIによる荷役スケジュールの最適化、
ドローンによる岸壁点検など、テクノロジーが現場を支えています。

それでも、最後の安全確認は“人の目”が頼り。
どれだけ時代が進んでも、港の現場には人間の感覚が必要なのです👀


🌅 まとめ

十一月の港には、静けさの中に熱がある。
冷たい風を切りながら働く姿は、まさに“海の背骨”そのもの。
海上輸送の表舞台に立つのは船ですが、その土台を支えるのは港の人々。
今日も無数の“安全な一日”が積み重ねられています🚢💪